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照明選びのチェックポイント


インテリアコーディネーター ・ カラーコーディネーターの店主が、
照明選びのチェックポイント」を、単純明快に紹介します。

【チェックポイント1】 「光の色」を決めましょう。
 「部屋(スペース)の使用目的」と「雰囲気づくり」に関係します。
 * 「白っぽい光」は、爽やかな光色で、仕事・調理・勉強など作業目的向き(作業効率重視)といえます。
 * 「黄橙っぽい光」は、リラックス目的の空間に向いてます。
 ※ 当店の照明ラインナップは、リラックス空間向けが多いです。

   勉強部屋向けの昼白色 リラックス重視の電球色
 ・ 上の写真は同じ部屋(家具は違いますが)で「光の色」を変えてみた写真です。
左の写真が昼白色蛍光灯の「白っぽい光」、右の写真が電球色蛍光灯の「黄橙っぽい光」です。
 電球色の温かみのある光の下では、眠気を誘いやすいのは、実生活でもご経験があるかと思います。

【チェックポイント2】 「照明の設置場所(光の重心)」を考えます。
 * 仕事・調理・勉強など作業目的向きの「白っぽい光」は、
通常は、天井面(シーリング)など高い位置から空間全体へバランス良く、光を当てます。
 手元の光の量が不足する場合、デスクライトなどを用います。

 * ソファに腰掛けたり、横に寝転んだりすることが多いリラックス目的の空間向きの「黄橙っぽい光」は、
壁面(ブラケット)や吊り下げ(ペンダント)や床置き(スタンド)など、
やや低い位置から灯りを欲する範囲だけに、光を採ると良いです。
 部屋全体をさんさんと明るくすると、リラックスできません。
   光の重心
 ・ 立って活動するスペースには高めの配置がベターです。
 低めの配置からの光では、影のでき方が活動(作業)には不向きなことが多いからです。
 ・ 座ってくつろぐスペースでは低めの配置でもOKです。


 上記2つのチェックポイントついて具体的な例を挙げますと・・・、

 畳(床)に座したり、寝転がることの多いくつろぐ目的の和室では、
人の重心に合わせて、やや低い位置に「黄橙っぽい光」を「ほんわり」と採りたいところです。
 しかし、書道教室などの使用目的となると、同じ和室で畳に座するとはいえ、
高い位置から「白っぽい光」を空間全体にバランス良く採るほうがいいでしょう。


  ☆ この2つの基本をおさえれば、大失敗はしないと思います。

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 上記の基本を踏まえて・・・、

光の明暗アクセントで、空間へのこだわり演出をしてみましょう。

≪1≫ 部屋の上方向への広がりを感じさせるには、床・壁への光量を減じて、天井面を明るく照らすと良いです。
 下側密閉・上面解放タイプのブラケットライトコーブ照明(間接照明の一種)も用いられます。

≪2≫ 部屋の横方向への広がりを感じさせるには、床・天井への光量を減じて、壁面を明るく照らすと良いです。
 部屋のコーナーに置く スタンドライトブラケットライトコーニス照明(間接照明の一種)も用いられます。

≪3≫ スポットライトピクチャーライト などで、お気に入りのものをライトアップして楽しみましょう。
 周囲が明るいとライトアップが引き立ちませんので、周囲の光量を増やさないようにしましょう。

≪4≫ 照明の前に何かを置いてみましょう。(照明を何かで隠してみましょう。)
 例えば、観葉植物の裏側から フロアライトクリップライト で照らしてみると、
植物の陰が天井や壁へ映って、ちょっぴり幻想的な空間の演出ができることがあります。
   クリップライトほかの活用例

  ガラスブロック などを使って、ひと味違った灯りを得ることも可能です。
 ※ 和紙などの燃えやすいものは、照明器具に密着させないで下さい。

 ☆ 基本だけ押さえれば禁じ手がないのが照明の面白いところです。
  自分の空間の照明は、自分流で自由に楽しむのが一番だと思います。



 当店によるリフォーム工事については、こちら のホームページをご覧下さい。

リモコンとスイッチ


 リビングにしても、寝室にしても、
テレビ・映像レコーダー・エアコン・AVコンポなど、3つも4つもリモコンが転がっている光景は普通になりました。
 こんな状況で照明器具のリモコンが、またひとつ増えるのも困りものです。
 また、リモコンは何かの拍子に落としてしまい故障することも珍しくありません。

 いろいろな考え方がありますが、
当店ではハンドル部分を取り外すとリモコンになる照明用壁スイッチを推奨していますので、
ON/OFFリモコン付き照明器具は、あえてラインナップから外しています。

 当店推奨の「ハンドル部分を取り外すとリモコンになるON/OFF専用スイッチ」

ハンドル部分を取り外すとリモコンになるON/OFF専用スイッチ

 このスイッチは、「壁スイッチ本体」と「取り外しができるハンドルリモコン」で構成されています。
 スイッチを使わないときは、壁スイッチ本体にハンドルリモコンを収納しますので、邪魔になりません。
 もちろん、ハンドルリモコンを壁スイッチ本体に収納したままでも、照明器具のON/OFFができます。

 リビングで映画を見るときに、ハンドルリモコンを取外し(持ち出し)、
ソファに腰掛けてから、「ピッッ」と部屋の照明を落とす。

 寝るときには、部屋の照明を落として暗い中、ふとんへ向かうのではなく、ハンドルリモコンを取外し(持ち出し)、
ふとんに入ってから、「ピッッ」と部屋の照明を落とす。  ・・・ハンドルリモコンは、ふとんの脇に置いておく。・・・  
 夜中、トイレへ向かうときにも、ハンドルリモコンで照明を点けて明るくしてから移動する。
 暗い中で移動して、足の指を蹴つまずいて痛い思いをせずに済みます。

 ある意味、バリアフリーにもなるのではないでしょうか。
 起床したら、ハンドルリモコンを壁スイッチ本体に収納すると、邪魔になりませんし、紛失・故障も防止できます。

「ハンドル部分を取り外すとリモコンになるON/OFF専用スイッチ」は、こちらからお求めいただけます。
ハンドル部分を取り外すとリモコンになるON/OFF専用スイッチ



☆☆☆ 店主の独り言 ☆☆☆
 小学生までもが持つようになった携帯電話。
 きっと、寝るときにも枕脇に置いている方も多いと思います。
 そこで、携帯電話の赤外線通信機能などを、照明のON/OFFに活用できると便利かも・・・
と思ってしまいました。



 当店によるリフォーム工事については、こちら のホームページをご覧下さい。

節電とLED照明について



節電と照明器具、特にLED照明について、考えてみました。
皆さんは、どのようにお考えでしょうか?

 先般の震災をキッカケに、節電への取り組みが一気に進んでいるのですが、
単純に「自粛」と「我慢」を重ねるだけの節電は、長続きしないうえに、
いつか、どこかで、その反動としての不具合が表面化しそうな気がしてなりません。
 既に、無理な節電行動により、命に関わる事故が起こったり、生活者のストレスが増大していたりします。
 ただ、これまでの日本の住宅の照明は、必要以上に「明る過ぎ」、「眩し過ぎ」であった感は否めませんので、
どのようにして、生活の質を落とさずに、且つ、節電(省エネ)を進めていくのかを考えていかねばならないことには違いありません。

 * 日本のオフィスの全体照明も、750ルクス以上が推奨された流れを、そのままに、全体的に明る過ぎるようです。
   アメリカでは、その30%以上少ない500ルクス以下でも充分としていますし、
   日本でも、別途、500ルクス以下が望ましいという指針が発表されているようです。

 こうした公的推奨基準の見直しも進んでいることもありますが、
全体(基本)照明は、現状よりも控えめにして、仕事・読書・食事などの作業に必要な灯りを、
必要な場所に(で)、
必要な時だけ、
必要な分(明るさ)だけ、

補うというスタイルに変えていく「灯りの最適化」こそが、
生活(作業)の質を落とさずに、且つ、節電を進める場合の、最善の方法ではないかと思います。

 現状を見ると、節電(省エネ)の手段として、LED照明が一気に普及しています。
 一方で、白熱電球は生産の縮小・中止が推奨されているのですが、
個人的には、LED照明が、灯りで節電を推進するための「有無を言わさぬ免罪符」であるとは考え難いのです。
 そして、節電(省エネ)・CO2削減にとって、“白熱電球は「悪」である。”と決め付けるような風潮にも疑問を感じます。

 白熱電球から、同ワット数相当と表示のあるLEDランプに交換すると、構造や発光面の都合(今では随分改善されてきたものの)、
やや暗くなったと感じる人が多いかと思います。
そして、慣れた元の明るさを得ようとして、 LED照明台数を増設してしまったりすると、「何のこっちゃ」ということにもなりかねません。

 つまり、大切なことは、
私たち人間が、暮らしの中で、どのようにエネルギーを使っていくべきかを考え、
実践していく「灯りライフスタイルの最適化」にあると思います。


 照明器具・ランプそのものは、節電(省エネ)の唯一無二の方法にはなりえず、
「灯りライフスタイルの最適化」を進めるうえでの、道具・手段の一つにしか過ぎないということだと思うのです。
 LEDランプと白熱電球そのものは、どちらが善でも悪でもありません。

 ただ、LEDランプは、省電力・長寿命のメリットのほかに、調光・光色のコントロールに柔軟性があるので、
白熱電球では得がたかった
新しい分野(場面)、
新しい使い方(活用)、

の可能性が大きく、期待されています。
 新しいスタイルで活かされるべき、新しい灯りなのです。

 にもかかわらず、 LEDランプを、レトロ・アンティークスタイルの照明器具にあてがうのは、
チグハグな感じがしませんか?

 レトロ・アンティークスタイルの照明器具は、昔から、多重調光も光色可変コントロールも不必要でした。
 点ければ、いつもの慣れ親しんだ灯りで、落ち着き、くつろぎを感じることができれば良いと思うのです。
 それが、役割だと思うのです。

 どんなに、灯り(照明)が進化しても、
ロウソク(蝋燭)には、
ロウソクの使われるべき場所、
ロウソクがふさわしい場面、

があって、ロウソクの灯りがこの世から消えてしまうことは無いと思います。

 同様に、
くつろぎの場であるべき自宅においては、レトロ・アンティークスタイルの照明器具と白熱電球の組合せにより、
懐かしい、慣れ親しんだ、落ち着きある灯りを、上手に取り入れていきたいものです。
 白熱電球・蛍光灯でも、「灯りライフスタイルの最適化」により、
「豊かな灯りのある生活」と「節電(省エネ)」の両立・推進は可能なのですから。

 灯りの思い出・記憶が、LEDだけとなってしまわないようにと思うのは、私だけでしょうか?

 インテリア照明・雑貨の通販店「家暮楽」では、
レトロ・アンティークスタイルの照明器具と白熱電球・電球型蛍光ランプの組合せの商品ラインナップを、
できる限り、LED照明より優先させて、充実していきたいと考えております